大鳳縮緬(おおとりちりめん)は丹後ちりめんの始祖と言われる、木綿屋六右衛門、手米屋小右衛門、山本屋佐兵衛の三翁が生まれた丹後加悦谷で織られております。
その300年の伝統に培われた技術と先進織機よりも風合いに勝るシャットル織機により丁寧に織られた高級紋意匠縮緬です。
使用する絹糸は厳選した生糸品質6Aの最高品質のみを使い撚糸にも拘る事によって独特の風合に現れます。
特に、絹織物特有のしなやかさを失わず、染加工時の染めつきの良さや光沢を配慮して最高の精練、整理加工をしております。
又、正倉院御物、古代名物裂など古典調のものを参考にし、その中に新しい感覚を取り入れ現代のきものにマッチするようアレンジした気品のある図案は大鳳縮緬だけの持つ特性です。
